1. 設置場所
Rapsodo Pitching 2.0を正確に使用するためには、ホームベースから約15.5フィート(約4.7メートル)前に設置します。この距離が、投球の軌道や回転数などを精密にキャプチャするために最適です。設置場所はできる限り平らな場所を選び、カメラがピッチャーをしっかりと捉えられるようにしましょう。
2. 設置方法
デバイスを地面に対して水平に設置します。水平に設置することで、投球データを正確に取得するための視野が確保され、データの信頼性が向上します。ユニットの向きは、ピッチャーマウンドに対して垂直に配置し、カメラが投手とボールの動きをしっかり捉えられる位置に設定します。
- 注意点: デバイスが傾いていると、データが誤ってキャプチャされる可能性がありますので、水平を保つことが重要です。
3. アプリ接続
次に、Rapsodoの専用アプリをスマートフォンやタブレットにダウンロードし、RapsodoユニットとアプリをWi-Fi経由で接続します。初めて接続する場合は、Wi-Fi設定からRapsodoユニットを選び、アプリで設定を行います。接続が成功すると、アプリ画面に「Ready」と表示され、デバイスが投球データをキャプチャできる状態になります。
- 追加のヒント: アプリではデバイスのバッテリー状態やWi-Fi接続の強度を確認できるため、接続中にこれらの状態もチェックすることをお勧めします。
4. データキャプチャ
投手が投球すると、Rapsodo Pitching 2.0は即座に投球データをキャプチャします。アプリには以下のデータがリアルタイムで表示されます。
- 速度: ボールの初速や終速を計測。
- 回転数: ボールの毎分回転数(RPM)を計測。
- 回転効率: ボールの回転が投球にどれほど影響を与えているか。
- 回転方向: ボールの回転軸を3Dで表示。
- リリースポイント: ボールが投手の手からリリースされる正確な位置。
このデータをその場で確認し、投球フォームや技術の改善に役立てることが可能です。即時にフィードバックを得ることで、ピッチデザインの調整やフォーム修正が迅速に行えます。
5. サポートとフィードバック
投球データはオンライン環境で同期を行うことでクラウドに保存されるため、アプリ内でいつでもデータを確認できます。また、コーチやチームメンバーとデータを共有することも可能です。これにより、投球練習後でもデータを分析し、次のセッションに向けた改善ポイントを把握できます。
- 下記のクイックスタート動画も是非ご参照ください。